医療保険とリスクテイク。妊娠計画はコントロールできるリスク
医療保険を始めとした保険は万が一のための保険です。
最近ではリスク細分型のようにその人の状況(健康状態や喫煙習慣の有無など)で保険料が割安になったり割高になったりするものもありますが、基本的には「平均的な姿」を前提に設計されます。
危険な仕事に従事している。病気で通院している。こういう人はリスクが高い集団とされ、保険料が割高となったり、あるいは加入できなかったりするわけです。
多くの場合、こうした状況は本人の力ではどうしようもない、コントロールできないわけです。病気になって保険に入れずに後悔したという話も聞きますが、後の祭りです。
ところが、妊娠だけはコントロールできます。
医療保険は妊活や不妊治療を始める前に入る妊娠の計画ってのはこれから明らかにリスクが高くなることが分かるわけだから有効なのかも。
2014/12/03 13:52
医療保険においても妊娠中の方はリスクが高いため保険への加入が断られたり、子宮関連の病気が除外となったりするようです。
また、不妊治療などで通院している方も同様です。
妊娠というのはどうしてもリスクがあります。普通分娩ではんく帝王切開になるようなことも多々あるはずです。そうした時も医療保険は普通の状態で加入していたら受け取れるはずですが、妊娠後や不妊治療を始めた後だと難しくなります。
妊娠をする(妊活する)、不妊治療を開始するというのはある程度、計画を立てて行う場合も多いかと思います。そのような場合では、病院に行く前にまずは医療保険の検討をするというのも一つの考えだと思います。
ちなみに、私は医療保険は無駄だと思っています。
ただし、このように通常時よりも明らかに病院のお世話になるリスクが高く、それによる保険料上乗せもないというのであれば、上手に活用するのも一つの手と考えています。