コレキニ

気になったテーマや話題についての雑感やまとめ、日記。

外債や外貨MMFの売り時は節税と一緒に考えよう

来年、2016年から投資金融商品に対する税制が大きく変わります。

その中でも特に影響をうけるものが「外債」や「外貨MMF」といった金融商品です。

特に外貨MMFなどはFXや外貨預金などと異なり「為替差益が非課税(一部条件あり)」というものが常識でした。こうした非課税のメリットを活用して外貨MMFを通じて外貨投資をしてきた方も少なくは無いでしょう。

www.gaikammf.net

来年からはこうしたメリットは無くなります。

課税対象となるわけです。ただ、このタイミングを上手に利用すれば税制上のメリットを受けられる人も多いかと思います。

 

もしも、外貨MMFで利益が出ているなら今年中に一旦売却をすればその含み益分は非課税にできます。その一方で含み損が出ている場合、来年以降に売却をすればその実現損失分は他の金融商品の税金と「損益通算」をすることができるわけです。
(外貨利付債も同様)

 

金融商品への投資は税制面だけで投資判断をするというのは必ずしも正しいとはいえません。しかしながら、税金というのは100%確実に発生するマイナスリターンであることは間違いないのでそれを節税すると言うのは投資効率を高めることにつながります。

「税金はなるべく払わないか繰り延べする」というようにも書かれている通り、