コレキニ

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生前葬をされていた元コマツの安崎暁さんが死去、自分なりの終活を実践された事業家

小松製作所で社長などをされていた安崎暁さんが2018年5月26日に亡くなられたそうです。安崎氏は実業家としては珍しく、生前葬を2017年に行われたことでも有名でした。

 「昔からの知り合いや友達に何年ぶりかに会う機会を提供できた。会う人会う人に思い出があり、『やあやあ』と言えただけで楽しかった」。会は十一日に二時間にわたって開かれ、約千人が参加。車いすで出席した安崎さんは、その後の記者会見で満足そうに振り返った。

 十一月下旬に個人で出した新聞広告で安崎さんは、十月上旬に胆のうがんが見つかり、転移が多く手術ができない状態と報告。「クオリティー・オブ・ライフ」(生活の質)を優先し、副作用が生じる可能性がある放射線抗がん剤治療は受けないとして、感謝の会の開催を伝えた。

 (出所:延命選ばず 最後の感謝 コマツ元社長 安崎さんが生前葬

 

生前葬というのは自分が存命中に行う自分のお葬式です。葬式というイメージよりもどちらかと言うとパーティーに近いものが多く、著名人が仕事や交流の一区切りとするケースも少なくないようです。

終活や生前整理などが取り上げられる機会が増えてきた中ですので話題になったことを覚えています。

実際に僕も、死が目前に迫ってきたときに、それを受け入れそして残された時間に何をしたいのか?そして何をするのか?ということをはっきりと行動できるような人生を贈りたいと思います。

記者会見でも“個人個人それぞれの考え方がある。私は自分の健康状態とちょうど80歳という年齢を考慮して、私個人の好みでやらせていただいた。終活は人それぞれ”と語られておりました。

 

ご冥福お祈りします。

 

なお、安崎氏のご遺族は、生前葬をされていても葬儀は行われたみたいです。

 

参考:生前葬とは何か?生前葬のやり方

上記の記事内にもありますが、生前葬は「自分を感謝を告げる場」であって、お葬式は「亡くなった人に家族(遺族)や友人が感謝や偲ぶ場」でありますので別物と考えるケースが多いようですね。