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太陽光発電の2019年問題。太陽光発電は回収不可能というダイヤモンドの試算が意味不明すぎて……

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太陽光発電は発電した電力を一定期間固定価格で買い取るという制度があります。FITと呼ばれるものですね。FITはフィードインタリフの略で「エネルギーの買取価格(タリフ)を法律により定めるエネルギー助成制度」という意味があります。

フィードインタリフ / エコ・省エネ用語集

 

そんな太陽光発電のFITがスタートしたのが2009年だったので、その10年後である2019年が終了となるわけですね。

money-lifehack.com

当初は48円/kWという単価で買取をしていたのですが、それが終了。終了後はおそらく1kWあたりの単価は10円ないしはそれを下回る金額になると予想されることから2019年問題と呼ばれているわけです。

 

閑話休題

タイトルのダイヤモンドの試算が意味不明という話ですが、太陽光発電(家庭用)は失敗だったという話でいかのような試算表(図)が載っています。

 

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引用元は以下の記事です。

diamond.jp

たとえば、Aさんのケース600万円で導入した太陽光発電のリターンの部分です。

収入
売電収入426万円-電気料金111万円+設置前光熱費281万円

経費
初期費用600万円+電気料金111万円

収入(596万円)-経費(711万円)=115万円の赤字

 

となるわけです。でも、おかしくないですか?この計算だと、導入後の電気料金111万円分を2回引いている計算になります。

 

わざわざ表には「勧誘してきた人はこの費用を加味していない!」と強調していますが、そもそも、最初の収入のところで引いているなら、経費のところ二回も引く必要あるの?という疑問が生まれます。

収入のところで「設置前の光熱費-設置後の光熱費」としているので、太陽光発電システム導入による光熱費の純粋な節約分(経済効果)が計算されているわけです。ですから、経費のところで導入後の電気代を入れる必要があるのでしょうか?

あるの?

ないよね?

 

僕が頭悪いだけで2回引く必要があるのかもしれませんが……。その場合は、理由をやさしく教えてください。