太陽光発電の2019年問題。太陽光発電は回収不可能というダイヤモンドの試算が意味不明すぎて……
ウイスキーの価格が値上がりしすぎる問題で、メルカリで偽物が売られ始める
逮捕容疑は、平成29年6~7月ごろ、仙台市の男性会社員(29)に、フリマアプリを通じ、響30年の偽物5本を販売、サントリーホールディングス(HD)の商標権を侵害し、代金計99万円をだまし取った疑い。本物の瓶と箱を入手し、他のウイスキーを入れていたとみられる。
まぁ、こんな話なんだけど、メルカリ見てみると響30年の空瓶とか売られてるんよね。そして売れてるw
うーむ。空瓶で35,000円ってすげーなぁ。誰が買うんだ?見得か?と思っていたら、今回の事件があったので、あっ、ふーん。って気持ちになってしまいますね。
で、中身があれば47万円になるってわけ。ちなみに希望小売価格は12.5万円ね。実際、酒屋でも定価では売ってないけど。
※上記の画像は参考画像です。上記メルカリ案件がビフォーアフターではありませんよ。念のため。
個人的に気になったのは、響30年の偽物5本を販売したという事なんですが、少なくとも4名は偽物ってわからなかったのかな?
どんなウイスキーと入れ替えたんだろうか。気になる。
ちなみに、実家のお片付けをしていたら、戸棚の奥から洋酒が出てきたのですが、残念ながらブランデーばっかりでした。ウイスキーの方が高いんですよね……。
生命保険を利用した節税商品は悪なのか?
日本生命のプラチナフェニックスは専門用語的には全損タイプにも関わらず、解約返戻率が高い保険として人気を集めています。
そんな中で、こうした節税保険が問題視されているようです。
節税したい中小企業経営者らが、保険料を経費に充てて利益を圧縮。保険は途中解約し、返戻金を得る手法が広がっている。金融庁は一部の商品設計に問題がないか実態調査に乗り出しているが、各社は新商品を投入し続けている。
ちなみに、保険を利用した節税対策というのは今に始まったことではありません。それこそ、何年も前から業界では「当たり前」に行われてきたことです。
むしろ、零細企業であっても利益が出たような場合、大抵の税理士はこの手の金融商品を紹介しますよ(税理士も紹介手数料貰ってるし)。
脱法といったものではありません。そもそも違法というよりも税制との兼ね合いであって、それをするから悪という事では無いと思います。
実際、民間の節税系の保険商品を糾弾するのであれば、その前に公的な共済として行われている「経営セーフティー共済」の方が節税的には圧倒的に強烈です(全額損金計上可能で返戻率は100%)。
また、保険商品は基本的に、税金を払わないわけじゃありません。利益を繰延するだけです。保険を解約したときに戻ってきたお金は、そのときに「利益」として計上しなければなりません。
いくら掛金を増やして節税したとしても、それを解約したときに多額の利益が計上されればその時に取られるだけです。
なんで、保険商品は税金を払わないのではなく、そのタイミングをずらす効果しかありません。これを課税の繰り延べと言います。
尤も、多くのケースはそのタイミングと役員(社長)の退職時期を合わせることで損益を合わせていくわけです。
参考:企業の節税保険(生命保険)はどんな保険なのか?その仕組みを解説
プラチナフェニックスってどんな保険
全損タイプ(全額を損金として計上できるタイプ)の保険です。ただし、前述のように解約返戻金は全額益金計上する必要があります。
プラチナフェニックスは保険の仕組みとして、一定時期までを傷害死亡のみしか補償せず(第1期間)、一定を超えたらすべての死亡を補償する(第2期間)ように設計しています。
こうすることで第1期間中は払った保険料の大部分が積立に回ることで解約時の返戻金を大きくしています。一方で、第2期間に入ると返礼率がドンドン低下する仕組みになっています。
さらに、この保険は病気等での死亡リスクの高い比較的年齢が高い方じゃないと税効果を発揮しにくいため、40代後半~50代の人に対して有効です。こうした人(経営者)は勇退時の退職金が見えているので、すごく刺さる保険になっているわけです。
一方で20代、30代にとってはさほど良い商品ではないです。
あきらかに節税を意識した商品ではありますが、絶対的な脱法とまでは言えないのではないかと思います。
個人だってやれる節税対策はやっているはず
ルール上それが認められているからやるというのは個人でも当然のように行われています。
といった個人所得税・住民税に対する節税だってルールに基づいて皆さん利用していることかと思います。
最近では個人型確定拠出年金(iDeCo)もありますね。節税のパワーでいえばiDeCoは今回の保険などと比べて圧倒的に節税力が高いです。
ちなみに、民間の生命保険でも、補償を全く考えていない商品があります。明治安田の「じぶんの積立」ですね。生命保険としての機能をほぼ無視して、生命保険料控除だけを狙ったような商品です。
個人的にはこっちの方がよっぽど脱法的だと思います。
まー、金持ちが税金を払ってないという話だけで、なんとなくむかつくってのはよくわかります。
若い人の投資は無意味なのか?自分より上手な運用者には食い物にされる?
ご発言の概ねは賛同します。
- 若い時は株投資よりも自分に投資(稼ぐ力)を付ける
これは金言です。実際、地主の子ども、大金持ちの子どもでない限り、大抵の人が持っている最大の資産は自己の労働力から生まれる対価(報酬)です。
たとえば、生涯賃金は1億とも2億ともいわれますが、現在価値にしたとしても、これは普通の人が持っている最大の資産です。この生涯賃金の獲得効率を高めることが、若い人にとっては最大の投資となるはずです。
一方で40代、50代になってきて、残りの労働できる期間が短くなったら、この労働による対価という資産は減少して投資効率が悪くなるので株投資などで他人に稼いでもらうというのは合理的です。
微妙に違うかなぁと思ったのは以下の部分。
普通の仕事は、自分が頑張ったら得をすることはあっても損をすることはないけど、資産運用は勝つか負けるかの世界。 どんなに頑張っても、自分より上手(うわて)がいれば損するから。
ここでいう勝つか負けるってのは儲かるか損をするかって話ではなくて、勝者総取りという意味だと思います。
たしかに、短期トレードであれば市場はゼロサムゲームです。勝者の利益は敗者の損失と合致します。
ただ、中長期の株式投資は基本的に世界経済が成長していればゼロサムではなく、プラスサムになります。
投資においても専門的な勉強についてインデックス投資であれば、プロの運用判断を元に投資できるのでプロ並みの学習は必要ありません。最低限の金融リテラシーを身に着けておけば十分です。
そして、こうした金融リテラシーは前述の自己投資とも重なる部分であるはずです。
以上から、若い時から投資は不要とまで言い切るのは乱暴かなぁと思います。
自己投資はもちろんやりながら、一定額を貯金、運用していくのは若い時からも投資の経験値を積んでいくのは重要だと思いますよ。
ちなみに、余談ではありますが、DMMも手掛けておりますDMM FX。こちらFXトレーダーには人気の取引業者です。ただ、市場が成長する株式市場とちがって、為替取引(FX取引)は完全なゼロサムです。
銀行で投信を買っている人の46%が損している現実と投信を銀行で買う愚
投資信託を保有していた顧客の半数近くが損失を抱えていたことが金融庁の調査でわかった。一部の銀行が、同じ顧客に何度も商品を売り買いさせる「回転売買」で手数料を稼ぎ、個人の資産形成を妨げている恐れがある。
金融庁が大手銀行や地方銀行計29行を対象に、投信を購入した価格(販売手数料を含む)と、今年3月末時点の価格の運用損益を調べた。この結果、46%の顧客が損失を抱えていた。
保有している投信だから、含み損が出ているものが多いという傾向はあるけど、銀行が売ってる投信なら、さもありなんといえそうな結果だと思います。
だって、実際に銀行で売ってる投信(ランキング上位)とかみると、よくこれを……って思うような投資信託がランクインしてますからね。最近は“多少は”改善されてますけど、それでもね……
まさしく、上記記事ですよ。銀行に限らず証券会社でも窓口でファンド買うのは絶対にダメだと遺言として残したいくらいです。
じゃあ、どこで投信を買うべきなのか?
ネット証券で買いましょう。別に広告ではなく、マジでそれしか選択しないです。そして、自分でどのファンドを買うべきかを選べるだけの目を身に着けてから買うようにします。
- 販売手数料が無料である
- 運用コスト(信託報酬が安い)
上記は最低条件です。その上で、どのアセットクラス(日本株、米国株、世界株など)に投資をしたいかを考えて、自分に合ったものを買います。
複雑な金融工学を駆使したファンドがダメな理由は、それだけ多くの仕組みを入れると、それぞれにコストがかかっていて、結局割に合わなくなるんです。
また、そんな風に複雑にするほうが、それぞれに手数料が乗せられるので金融機関にとってもオイシイわけです。
Amazonのマケプレに詐欺業者があの手この手で登場。価格詐欺に続き、今度はレビュー+商品詐欺
7月19日、A社が17個、B社が18個の数珠を一律50円で出品していた。 写真はすべて同じ数珠だが、商品名の欄には「消臭」「クッション」「疲労回復」(A社)、「滑りにくさを追究」「メイン素材」「衝撃吸収」(B社)などと書かれている。
23日に各商品のURLにアクセスすると、B社の「衝撃吸収」はヘアアイロンに、「日常着用」は集音器に化けていた。
商品登録の穴をつき、不正なレビューでユーザーを騙す手口ですね。不正レビューくらいは知っていましたが、ここまで強引にやっているとは……。
ちょっと前には、ありえない金額で表示して決済させて商品を発送しない詐欺とかありましたよね??
前回の問題があった時点でマケプレは候補から外すようにしているけど、普通の人はそんなことしないだろうから、Amazonの評判落とすだけだと思うけどなぁ。
楽天市場も出店者によって当たりはずれはあるけど、Amazonの悪質マケプレ業者ほどじゃないよね。