コレキニ

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自治体ポイントが全然普及しない件

そもそも、自治体ポイントの存在自体を知っている人が国民の1%もいないのではないかと思うのですが、自治体ポイントというものがマイナンバーの副産物として登場しています。

んで、その自治体ポイントについての利用状況についての報道がありました。

www.nikkei.com

豊島区によると、17年11月から18年3月までの5カ月間の実験期間中に発行された豊島区ポイントは約34万ポイント。このうち、事前に区民を対象に公募した135人の実験参加者に1人2000ポイント付与した特典が27万ポイントと大半を占める。新規の利用者はわずか15人で、マイレージなどから変換したのは7万ポイントにとどまった。

 

とりあえずばらまいたポイントを除けば、15人しか使っていないというわけで、逆にこの15人になぜポイント交換をしたのかを聞きたいレベルの利用状況になっています。

その上、

約90の参加店の8割を占めた池袋本町の商店街は「金券発行などの手間の割に得られる利益が少ない」と、3月で事業をいったん終えた。

ということで、早くも終わりが見え始めてきました。

ちなみに、自治体ポイントはJALマイルやJCBなどのポイントを交換することもできます。ただし、利用にはマイナンバーカード(通知カードじゃダメ)が必須。使えるポイントは自治体ごとにバラバラになっている感じです。

私は、個人的にポイント等にはそれなりに精通しているつもりですが、それでも意味不明なところが多いポイントプログラムです。

money-lifehack.com

個人的に注目したのはこの部分。

国もマイナンバーの利便性向上に取り組む。自治体ポイントを全国の物産を扱う通販サイト「めいぶつチョイス」の買い物にも使えるようにした。

 

めいぶつチョイスをやっているのは、ふるさと納税ポータルの「ふるさとチョイス」もやっているトラストバンク社ですね。

総務省の施策にいい意味で完全に“乗れている”会社ですね。素晴らしい。