給料の電子マネー払いっておかしくない?問題点山盛りな気がする
なにやら、外国人労働者やキャッシュレスを錦の御旗として、色々やろうとしているところがあるような気がしてなりません。
給料についての電子マネー払いを解禁する方針を固めたということで、来年度(2019年度)よりスタートとかなりスピーディーな実施を目指すそうです。
なんか、キャッシュレスがおかしな方向に動いてないやしないかと思います。
給料の非現金払いについて
お給料には現金払いの原則がありますが、これを変える流れがあるわけですね。
まぁ、それはそれでいいんですけど、議論がおかしな方向に流れているように思うんです。
産経新聞 2018年12月17日
政府の国家戦略特区諮問会議は17日、現行法で認められていない電子マネーによる給与支払いを解禁する方針を決めた。経済界などとの協議を経て制度設計を進め、来年度からの実施を目指す。改正出入国管理法施行をにらみ、銀行口座の開設が難しい外国人労働者の利便性を高め、受け入れ基盤を整備するのが狙い。
新制度の導入により、企業は専用のプリペイドカードやスマートフォンの決済アプリなどに給与を入金できるようになる。キャッシュレス化の推進が期待される半面、電子マネーの管理業者が経営破綻した際に入金済みの給与をどう保全するかなどの課題もあり、対策を検討する。
そもそも、ちゃんと就労している外国人で銀行口座作れないとかあるの?仮にダメでも原則現金なんだからキャッシュで渡せばいいじゃないですか。と思うわけであります。
実際、キャッシュレス決済に対応していない場所が多い状況で、最大のインカムである給料を「強制キャッシュレス」にしてしまうのはさすがに横暴だと思われます。
せめて希望者でしょ。あと、最低でも現金化を手数料無料できる形にはしてもらわないと……。
一番いい解決方法思いついたよ
外国人労働者の銀行口座開設が難しいなら口座開設できるように政治的に解決する。これでいいんじゃないですかね?
銀行はインフラでしょ?資金移動業者を銀行の域にまで押し上げるより、よっぽどやりやすいと思うのだけど。