結論的には、しゃーない。と思いますよ。
そもそも、ネットが一普及してCtoC取引が一般的になるまでは、モノを売るという中古市場は「買取店」という存在が無ければ、友達間で物々交換するくらいしか道がなかったわけで、今やスマホ一つで繋がって売買できるようになるわけですから。
買取価格も叩かれています。
ブックオフで本を売る場合、1冊の査定額が10円といった“二束三文”の価格を提示されることが少なくない。もちろん、すべてがそうというわけではないが、高値で売れるのはまれといっていい。そのため、本を売る人の間で「ブックオフの査定は厳しく、安値で買い叩く」という認識が広がっている。 ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2018/05/post_23412.html Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
ただ、これは構造上仕方ない部分もあります。ブックオフを始めとした中古買取店には以下の弱みがあります。
- 店舗維持にかかる固定費
- 人件費
- 中古品を保管するほか費用
こうした費用をペイするためには、買値(仕入れ値)と売値のマージンを厚くせざるをえず、結果としてブックオフ等で売るときにはかなり安く買いたたかれるわけです。
それくらいならメルカリやらヤフオクやらで直接取引するほうがいいやと流れるのは必然となってしまいますね。あとは、買い手次第です。買い手もネット(アプリ)で売買するほうが楽ってことになると、店舗型が衰退してしまうのは仕方ないところがありそうです。
個人間取引の場合は“送料”というネックが存在
一方で、メルカリ等の個人売買の場合には「送料」というネックがあります。
郵便で送れるくらいのものなら問題ないですが、大型で売値が安いものになってくると昨今の宅配料金の値上げもあって、売買金額に占める比率が大きくなってきます。
上記のような商品は個人売買にはてきしてお、店舗型としてはこうしたニッチな部分には勝機があるかもしれません。